貴重書公開展とは
鹿児島大学附属図書館で所蔵する、島津家関連の書籍コレクションである玉里文庫をはじめとする各種貴重書は、鹿児島の文化遺産として価値の高い資料です。
平成11年度に、大学創立50周年を記念して玉里文庫を初めて一般に公開し、本学を会場に第1回の展示会および記念講演会を開催しました。平成12年度からは、大学内だけでなく県内各地でも、展示会と記念講演会を毎年実施してきました。平成21年度からは、資料館等との合同企画展(隔年ベース)を開催する等、展示内容の一層の充実を図っています。
海が運んだ中世かごしま ―陶磁器・中国銭・書籍が語る東アジア文明―
開催期間:平成17年11月2日~6日
開催場所:鹿児島大学附属図書館
開催期間:平成17年11月18日~20日
開催場所:志布志町文化会館(展示会) / 大慈寺本堂(大慈寺所蔵資料公開)
記念講演会
演題:『中世アジアにおける銭貨流通』
講師:大田 由紀夫(法文学部助教授)
開催期間:平成17年11月6日
開催場所:鹿児島大学附属図書館
演題:『南九州と中世・近世文学』
講師:丹羽 謙治(法文学部助教授)
開催期間:平成17年11月6日
開催場所:鹿児島大学附属図書館
演題:『島津荘と日宋貿易―志布志・隼人・金峰町域を中心に―』
講師:日隈 正守(教育学部助教授)
開催期間:平成17年11月20日
開催場所:大慈寺本堂
演題:『志布志大慈寺と京都・中国』
講師:原口 泉(法文学部教授)
開催期間:平成17年11月20日
開催場所:大慈寺本堂
図録
執筆:日隈正守、高津孝、丹羽謙治
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