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※(11/14追記)11/26(土)開催の記念講演会及びギャラリートークは申込数が定員に達したため、申込受付を締め切りました。

 鹿児島大学附属図書館が所蔵する玉里文庫をはじめとした各種貴重書は、鹿児島の文化遺産として非常に価値の高い資料であり、公開する意義が大きいことから、平成11年度から毎年、附属図書館を会場に展示会および講演会を実施しています。

 今年度の貴重書公開は、神代三陵(神代三山陵)をめぐる神話・伝承、歴史と人間との関わりについて、鹿児島大学附属図書館をはじめ他機関所蔵の諸資料を展示して様々な視点から考えようとするものです。

2022貴重書公開ポスター

 神代三陵は日本神話に登場する神々である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の陵墓の総称で現在の鹿児島県に治定(決定すること、落ち着くこと)されています。
 鹿児島市立図書館には江戸時代後期の薩摩藩士後醍院真柱(ごだいいんみはしら)が著したこの神代三陵の研究書『神代三陵志』の複数段階にわたる稿本が所蔵されています。本書はそれまでの研究をふまえて三山陵の所在地を考証し、その後の神代三陵の場所決定に大きな影響を与えています。
 本展示はまず白尾国柱(しらおくにはしら)ら薩摩藩の学者たちの功績を追いながら、後醍院真柱を学問的に位置付けます。さらに鹿児島の地理的特性や神話・伝承、新田神社(薩摩川内市)・鹿児島神宮(霧島市)などの祭神、また明治政府との関わりなど様々な切り口から神代三陵に焦点を当てるものです。

 

【展示期間】
令和4年11月7日(月)~12月9日(金)
平日(月~金)9:00~17:00(大学祭休館日 11/11(金)は除く)
(会場:中央図書館1階図書館展示セミナー室(郡元キャンパス))

【記念講演会】※定員に達したため、申込受付を締め切りました。(11/14)
令和4年11月26日(土)

※先着25名、事前申込制

13:30~15:30 15:20(13:00~ 受付開始)
 「新田神社の祭神について」日隈正守(鹿児島大学学術研究院法文教育学域教育学系教授)
 「『神代三陵志』をとりまく世界」亀井森(鹿児島大学学術研究院法文教育学域教育学系准教授)
(会場:中央図書館1階ラーニングコモンズ(郡元キャンパス))

15:45~16:15 15:35~16:05
 ギャラリートーク
 亀井森(鹿児島大学学術研究院法文教育学域教育学系准教授)
 日隈正守(鹿児島大学学術研究院法文教育学域教育学系教授)
(会場:中央図書館1階図書館展示セミナー室(郡元キャンパス))

●定員 25名(申込先着順)
申込方法 以下の情報をメール、FAX、または電話にてお知らせください。(こちらの申込みフォームからもお申込みいただけます)※定員に達したため、申込受付を締め切りました。(11/14) 
        同一住所の方に限り、1申込につき2名までお申込可能です。2名申込の場合は、必ず人数と全員の氏名をご連絡ください。
        [件名:講演会申込] 
         ①氏名(必須)②電話番号(必須)③住所(必須) ④メールアドレス・FAX番号
      ⑤ギャラリートークの参加 参加する/参加しない(必須)

申込期限 11月18日(金)必着
定員になり次第、募集を締切ります。定員に満たない場合は定員に達するまで受け付けますので
 お問い合わせください。

申込・問合せ先 鹿児島大学附属図書館貴重書管理係
 TEL 099-285-7460  FAX 099-259-3442 
    メール *@lib.kagoshima-u.ac.jp  *をkichoに変えてください。


※展示の観覧は、事前連絡不要、入場無料となっています。
講演会の参加は、定員25名(申込先着順)、事前申込制、参加費無料となっています。

展示会・講演会いずれも入場の際は、1Fカウンターで受付をお願いします。

※新型コロナウイルスの感染拡大状況により、変更となる場合があります。
※会場入場前の検温・手指の消毒、会場でのマスク着用、他の観覧者・聴講者との距離を保つようお願いします。
※当日発熱等の症状がある場合は、入場をお断りいたします。

*玉里文庫:島津久光及び玉里島津家の旧蔵書 久光の直筆本、島津家編輯本、和漢書の写本類、薩摩藩関係史誌、幕末洋学関係翻訳書の写本等

 
【問い合わせ先】
中央図書館 貴重書管理係
Tel: 099-285-7460
Mail: *@lib.kagoshima-u.ac.jp *をkichoに変えてください。

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