附属図書館貴重書公開展「鹿児島 書物と図書館の近代―〈知〉の集積と展開―」
鹿児島大学附属図書館貴重書公開展「鹿児島 書物と図書館の近代―〈知〉の集積と展開―」
今年度の貴重書展は、鹿児島県における「図書館」の歴史を明治維新を境として、表現します。全国でも早い時期に図書館制度を導入した鹿児島県。
何の書物がどのように流通・集積してきたか、どのような人々がそれを集め、利用したのかを、県内外の資料を用いて明らかにします。
また、期間中に講演会を次のとおり開催します。多数の方のご参加をお待ちしております。
【展示期間】
平成30年11月7日(水)~12月5日(水)
月~金 9:00~17:00
土・日・祝 10:00~17:00 *11/17、11/18は休館
(会場:鹿児島大学附属図書館1階 中央図書館ギャラリー・アトリウム、大学歴史展示室)
【記念講演会】
平成30年11月23日(金)勤労感謝の日
13時00~ 受付
13時30分~15時00分
「〈書物〉と〈人〉から見る近代鹿児島図書館史」丹羽謙治(鹿児島大学教授)
15時15分~15時45分
ギャラリートーク 多田蔵人(鹿児島大学准教授)
(会場:図書館1階ラーニングコモンズ(郡元キャンパス))
「暗やみに光を灯した人」杉原千畝 パネル展示
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に多くの日本通過ビザを発給した外交官、杉原千畝(ちうね)(1900~86年)を紹介するパネル展示
金属鉱物資源展-特集:錫山鉱山遺構-
日時:平成30年7月22日(日)~平成30年8月7日(火)
9:30~17:00(土・日は10:00~17:00)
場所:鹿児島大学附属中央図書館ギャラリー
県内外で採取した鉄、銅、鉛、亜鉛、レアメタルなどの鉱石約100点とマンガン団塊、コバルトリッチクラストなどの深海底鉱物資源約5点を展示する。
今回は錫山鉱山の遺構を特集する。同鉱山は江戸時代初期明暦元年(1655年)の発見から昭和63年(1988年)の閉山まで330年以上続いた薩摩藩営(明治以降は島津家などが所有)の錫の鉱山で、今も立派な遺構があちこちに残っています。鉱石を採掘した露天掘り跡、通るのもやっとの狭い坑道、水車を回した水路、炭窯跡、選鉱製錬所跡、山師たちが住んだ屋敷群跡など、他では見ることができない貴重なものばかりです。これらの遺構は地域の財産であり、鹿児島市、鹿児島県の財産です。
本特集では、現場の写真のほか、地域の方々の協力で集めた錫鉱石、製錬で発生した鍰(カラミ)、炉材、ふいご、鉱石粉砕用の石臼、草創期の薩摩錫器とその木製型、文書なども展示します。 (責任者 志賀美英)
附属図書館貴重書公開展「女性たちの明治維新」
鹿児島大学附属図書館貴重書公開展「女性たちの明治維新」
展示品の種類、点数: 貴重書、パネル展示
詳細:明治維新150年及び大河ドラマ「西郷どん」放映を控え、特別展示やそれに関連した講演会・シンポジウムの開催が鹿児島県内外で企画されているなかで、それと異なる角度から、明治維新のもたらしたものを明らかにする。