文献調査の流れ
文献調査をして論文・レポートを仕上げるまでにはある程度決まった手順があります。
以下、基本的な流れと主に使われるツールを紹介していますので参考にしてください。
■テーマを設定する
■基礎知識の確認
基礎知識の確認をするときは辞書・事典類が便利です。テーマに関する概要を体系的につかむことができます。
図書館の参考図書コーナーで辞書・事典類を見たり、便利な「JapanKnowlegde Lib」というデータベースを使ったりしてみましょう。
日本国語辞典、日本大百科全書、東洋文庫などの人文系の事典、辞書、書籍が横断的に検索できる総合データベース
■テーマに関する参考書等を読む
テーマに関する資料を検索・収集してみましょう。
- テーマに関連する論文がないか?
- 論文が掲載されている図書・雑誌はないか?
- 必要な資料は図書館にあるか?
- 他大学の図書館等から取り寄せられないか?
ある程度テーマが固まったら、関連する学術情報(文献)を調査・収集します。図書館では文献調査を行うための様々なツールを提供しています。
必要な資料が特定できたら、まずは学内で入手できるかどうかチェックしてみましょう。学内で入手できない資料は、学外から取り寄せることができます。
【ツール例】
対象 | 探し方 | 使うツール |
---|---|---|
さまざまなタイプの学術情報(図書、雑誌、論文、辞書 etc.) | ・キーワードや資料タイプ、テーマ、出版年等さまざまな条件で探す | ディスカバリーサービス ■まなぶたSearch 様々なデータベースから学術情報を一度に探すことができます。 >使い方 |
図書 / 雑誌 | ・書名、著者名から本、雑誌を探す | 蔵書目録 ■ブックマCatalog(学内蔵書検索システム) >使い方 ■CiNii Books(全国の大学図書館等の蔵書検索)) >使い方 ■国立国会図書館サーチ(NDL Search)(国立国会図書館や連携機関の蔵書検索) |
論文 / 新聞記事 | ・論文名、論文執筆者名から探す ・研究テーマのキーワードで探す | 文献データベース ■CiNii Research(日本の論文をさがす)) >使い方 ■Scopus ■Westlaw Japan ■医学中央雑誌 ■新聞記事を探す (その他・参考)学外の学術論文を探す |
テーマに関する事柄等 | ・特定の事柄について調べる | ■参考図書 (辞書、事典、ハンドブック、など調べるための図書) ■JapanKnowledge Lib |
インターネットを活用して概要を調査する事も出来ます。ただし、ネット上で調べる場合は常に情報の信頼性が問題になりますので注意してください。
文献調査で困ったことがありましたら、図書館カウンターへご相談ください。
詳しくは、レファレンスサービスをご覧ください。
■論文・レポートの執筆
- 実験・調査
- 資料・データの整理
- 考えをまとめる
- 論文・レポートを執筆する
定められた形式に従って執筆します。論文・レポートの書き方について書かれた本(当館所蔵リスト)や、インターネット上の情報もありますので、参考にしてください。